行かれなかった方も、この動画で乗車体験してみてください。

スコ〜ンと抜けた青空のもと、讃岐富士はきれいだった。

やっと御本宮に着きました。しんどいけど、何度来てもここまで登ると気持ちいい〜〜。

さ〜785段上るぞ〜(ホテルから行くと実は少し少ない)。でもあえぎあえぎ上る4人でした。

通称”こんぴらさん”。海上交通の守り神として信仰されており、漁師・船員など海事関係者の崇敬を集めている。もともと神仏習合の寺社であったが、明治元年の神仏分離令で金毘羅宮と改称して神社となった。10時出発までの自由行動を利用して朝湯 ⇒ 朝食 ⇒ 金刀比羅宮に行く。

温泉の後はお決まりの宴会。食べます!飲みます!しゃべります!笑います!歌います!踊ります!もう一度お風呂を楽しんだり…あちこちの部屋から笑い声が遅くまで聞こえ、夜は更けていきます。

金丸座から帰り、早めにチェックイン。夕食前のお楽しみは、もちろん温泉。女性はバラ風呂。湯上りはバラの香りの熟女たちがムンムン?。殿方の温泉は、普通だったみたい…残念でした。
早朝の温泉へ…朝焼けがきれいです。廊下から見えた参道。
今日は晴れるぞ!早い朝食をとって、金毘羅さんにお参りに行きます。785段だよ。
金毘羅温泉・祖谷渓へ

昼食後一泊組は屋島に行く予定を車中で皆さんと相談のうえ、「旧金毘羅大芝居・金丸座」へ変更。
「金丸座」は天保6年建立の現存する日本最古・最大・現役活動している芝居小屋です。
昭和60年から「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が開催され、四国路に春を告げる風物詩となっています。

一マスに4入るんですよ。入れますか?
本当の興業の時には、右写真のように詰めると700人も入るんだそうです。

幽霊が出るところや、早変わりの仕掛けを見せてくれる。ここ奈落の底でもボランティアガイドさんたちが、人力で回すそうです。カビの匂いにゴホゴホ。

入口は昔は身分に合わせて3か所あったそうですが、今は一つだけ。「頭打たんようにね…」言ってる先から「アッ、痛い!」って、誰かな〜?!

お宿「桜の抄」に荷物を降ろして、
歩いて5分の金丸座へお散歩。

今春のこんぴら歌舞伎大芝居のポスター

ここでも町のボランティアガイドさんが、説明をしてくださる。「耐震工事をした時に見つかったぶどう棚・かけすじを再現しました(右上写真)、上を見てください」「ぶどう棚は客席に花吹雪を散らしたり、提灯をぶら下げたりできるんですよ」「かけすじは宙吊りが出来ます。4代目市川猿之助さんが義経千本桜の狐忠信で宙吊りされました」「ふ〜〜ん」と、皆で見上げる。今日は、よく見上げる日だな〜。少し首が長くなったかしらん。

代参狗(だいさんいぬ)。江戸時代、お伊勢参りと金毘羅参りが流行った時に行けない人が、代わりに飼い犬に名前とお賽銭・エサ代をつけて次々と旅人に連れて行ってもらったそうな…。
この金色のお守りは、御本宮まで上がった人しか買えない。ワンコだけでは売ってくれない…。

あえぎながら階段をひたすら登った金刀比羅宮ですが、帰りは裏参道でスイスイ帰ります。
新緑があふれかえり、鶯やホトトギスがお供をしてくれます。ホトトギスの鳴き声は
「テッペンカケタカ」とか「東京特許許可局」と聞こえると言いますね。でも先日TVでホトトギスの鳴き声が今流行っているバズーカの「ラッスンゴレライ」に似ていると言っていた。
聞いてみるとそれ以外には聞こえなくなって大爆笑でした。
皆さんも下図のユーチューブ「探偵ナイトスクープ」の一場面で聞いてみてください。

アユの塩焼き暖かくて、美味しかったです。

最後はお決まりの”たこせんべいの里”へ
美人バスガイドのホンワリ加奈ちゃん

【編集後記】 

出発の朝起きるとまだザ〜ザ〜雨が降っていて、どうなることかと思いました。当日梅雨入りしましたが、たいした雨に降られることもなく、楽しい旅になりました。皆様のご協力のお蔭と感謝しています。
これからもクラブは年を重ね、皆様の拠り所となる楽しい学び舎と交流の場になればと思っています。

5周年記念旅行・10周年記念旅行とホームページを作り、もう卒業したと思っていました。
今回また15周年記念旅行のホームページ作成の指名を受けました(当日バスに乗り込む前に…エッ〜)。
ユーチューブの埋め込みなど新しいことにもチャレンジをして、面白い体験をさせていただきました。
あちこちにリンクを貼っていますので、行った方も行かれていない方も、楽しい旅のおさらいをしていただけると嬉しく思います。

最後まで見ていただいて、ありがとうございました。廣田和子記 2015,6,9

なんべん渡っても下を覗くと、ゾクゾク。横の手すり?を両手でしっかり持ってゆっくり渡る。この手すりが揺れるんですよ。底板も揺れる。穴は大きい。「だれ?ゆすったらあか〜〜ん!」みんなで悲鳴・怒ります。みょうに平気な人もおりますが…。

昔は唯一の交通手段だった”かずら橋”。今は立派な”いやけいおおはし”の奥にかずら橋が見える。

かずら橋は平家一族の哀話を秘める、秘境“祖谷”にある。シラクチカズラ(重さ約5トン)で作られていて長さ45m・幅2m・水面上14m。 昔は深山渓谷地帯の唯一の交通施設であった。3年毎に架替えが行われる帰りにも渡ろうとしたり、揺すると山中に響くアナウンスで叱られます。入場料500円。

大股で歩いても危険と言う”大歩危峡”

かずら橋までの往復は昭和42年式の”かずらばしホテルの古いボンネットバス”。バスは板金をやり直して、意外ときれい。でも中はすごく古いよ。音もすごいよ。揺れるし…。でも楽しい!

ホテルかずら橋の若女将が唄う「祖谷の粉引唄」をバックにかずら橋まで行きます。
中村メイコさんの「いなかのバス」を聞きながら、昼食会場のかずら橋ホテルまで帰ります。
曲の合いの手に間合いのいいクラクションを聞かせてくれて、大爆笑に大きな拍手。
なんとも楽しい短い旅となりました。左下のお借りした動画でそんな様子が見られます。
右下のお借りした動画では、中村メイコさんの歌が聞かれます。

琵琶の滝:平家落人が京の都をしのび、この滝で琵琶をかなで、つれづれを慰めあっていたことから名付けられたと言い伝えられている高さ50mの滝。

14m下に祖谷川が見える。
思わず綱を持つ手に力が入ります。